コーヒー

テイクアウトのコーヒーは、ふたを外したほうがおいしく感じる?

テイクアウトコーヒーのふたの有無と香りの楽しみ方を表すイラスト

ふたを外すと香りを感じやすくなり、同じコーヒーでもおいしく感じることがあります。ただし、必ず味がよくなるわけではありません。

職場の机や休憩場所など、落ち着いて飲めるところで、いつもの一杯を試してみましょう。豆を変えなくても、飲み方に目を向ける楽しさがあります。

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この記事を読むとわかること

  • ふたの有無で香りの印象が変わる理由
  • 同じ一杯で違いを確かめる方法
  • 飲む場所に合わせたふたの使い方

ふたを外すと、コーヒーがおいしく感じるのはなぜ?

飲む前の香りを感じやすくなる

ふたを外してカップを口元へ近づけると、飲む前の香りを楽しみやすくなります。

飲み口の小さなふたでは、カップの上面が覆われています。外すことで、鼻へ届く香りの印象が変わると考えられます。

コーヒーのふたの形を工夫して香りを楽しみやすくする取り組みも、研究レビューで紹介されています。

香りと味が合わさって、風味になる

コーヒーを飲んで感じる「香ばしい」「フルーティー」といった印象には、香りも関わっています。

香りの感じ方には、主に二つの経路があります。

  • カップから立つ香りを、鼻でかぐ
  • 口に含んだコーヒーの香りが、のど側から鼻へ抜ける

こうした香りと、舌で感じる苦味や酸味などが合わさって、コーヒーの風味になります。ふたをしたままでも、口に含んだあとの香りまでなくなるわけではありません。

飲む前にコーヒーの香りをかぐ女性と、ひと口飲んだ後の香りを楽しむ女性

必ずおいしくなるとは言い切れない

香りを感じやすくなることと、好みに合うことは別です。香りが強いほうを好きな人もいれば、飲みやすさを優先する人もいます。

また、ふたを外せば苦味や酸味が減る、とも言い切れません。コーヒーそのものが変わるというより、香りを含めた印象が変わると考えるとわかりやすいでしょう。

今回確認した資料では、一般的なホットコーヒーについて「ふたなしのほうが誰にとってもおいしい」と結論づける直接的な実験結果は確認できませんでした。

いつもの一杯で、ふたあり・なしを試してみよう

飲める温度になってから、香りと飲み心地を確かめる

職場でひと息つくときなど、カップを安定して置ける場所で試してみてください。

  1. 無理なく飲める温度になるまで待つ。
  2. ふたを付けたまま少量飲み、香りと飲み心地を確かめる。
  3. カップを机に置いて、ゆっくりふたを外す。
  4. 鼻を近づけすぎずに香りを感じ、もうひと口飲む。

砂糖やミルクは途中で加えず、同じ条件で試します。外したふたは、飲み物に触れる面を汚さないよう、清潔な場所へ置きましょう。

「香りがわかりやすい」「直接カップから飲むほうが好き」など、一つ気づけば十分です。

冷め方も考えながら、好きな飲み方を選ぶ

飲み比べている間にも、コーヒーは冷めていきます。そのため、感じた違いをすべてふたの有無だけで説明することはできません。

「外したほうがおいしいはず」と思いながら飲むと、その期待も印象に影響する可能性があります。

これは好みを探すための試し方です。違いがわからなければ、飲みやすいほうを選んで構いません。

ふたを外すかどうかは、飲む場所で選ぶ

机や休憩場所では、香りを楽しむ

机で休憩するときや、落ち着いた場所に座って飲むときは、ふたを外して香りを楽しむ方法があります。

ただし、パソコンや書類のすぐ横は避け、手が当たりにくい場所に置きましょう。飲み終えるまで外しておく必要はなく、状況に合わせて使い分けてください。

持ち運び中や周囲が気になる場所では、ふたを使う

移動中は、香りよりも持ち運びやすさを優先しましょう。ふたがあっても、飲み口からこぼれることはあります。

熱いコーヒーのふたを、歩きながら外すのは避けましょう。安定した場所に置いてから扱うと安心です。

アイスコーヒーやラテも、ふたを外すと変わる?

アイスコーヒーやラテでも、飲み方によって印象が変わる可能性はあります。ただし、ホットのブラックコーヒーと同じように説明できるとは限りません。

ストローを使うか、カップに直接口を付けるかでも飲み心地が違います。ラテはミルクや泡もあるため、「外せば香りが強くなっておいしい」と一律に判断することはできません。

今回の確認範囲では、アイスコーヒーやラテもふたなしのほうが好まれる、という結論は確認不能です。試す場合も、自分が飲みやすく、好みに合うかを確かめる程度で楽しみましょう。

自宅でも香りを楽しむなら、カップにも目を向けてみよう

テイクアウトで香りに目を向けたら、自宅の一杯でもカップを近づけたときの香りを意識してみてください。

カップを買い替えるなら、HARIOの「香りマグカップ」も選択肢の一つです。メーカーは、丸みのある形で飲み物の香りを口元に集める設計と説明しています。耐熱ガラス製で、満水容量は330mLです。

自宅でゆっくりコーヒーを飲み、香りも楽しみたい人に向いています。持ち歩きや長時間の保温を重視する人には、別の用途の容器が合うでしょう。

選ぶときは香りだけでなく、普段飲む量、置き場所、手入れのしやすさも確認してください。満水容量は、縁まで入れたときの容量なので、飲む際には余裕を残して使います。

カップを変えても、おいしさの感じ方には個人差があります。今のカップで十分楽しめているなら、無理に買い替える必要はありません。

商品の形やサイズを確認したい方は、HARIO NETSHOPで香りマグカップを探してみてください。購入時には、価格に加えて送料と取扱説明書も確認しましょう。

まとめ 落ち着いて飲めるときに、香りの違いを試そう

ふたを外すと、飲む前の香りを楽しみやすくなり、コーヒーの印象が変わることがあります。

次にテイクアウトのホットコーヒーを飲むときは、落ち着ける場所で、ふたあり・なしを試してみてください。移動中はふたを使い、休憩中は好みに合わせて選ぶ。いつもの一杯を楽しむ、小さな工夫です。